2010年12月1日水曜日

「トリックスター0 -ラブ-」オフィシャル懇談会で,今後






 2007年10月21日に,東京都内にあるイベントホール「ビジョンセンター秋葉原」で,「トリックスター0 -ラブ- オフィシャル懇談会」が開催された。
メイプルストーリー rmt


 「トリックスター0 -ラブ-」(以下,トリックスター)は,シンプルな操作と可愛いキャラクターが特徴のMMORPGで,カジュアルゲーマーを中心に人気を集めているタイトルだ。4Gamerに掲載されている記事も多いので,未プレイであっても,その名前は知っている,という人も少なくないだろう。



 今回開催されたオフィシャル懇談会は,トリックスターのオフラインイベントだ。当日会場を訪れたプレイヤーは約70名。そして,日本での運営を行っているジークレストと,韓国から来日した開発元Ntreev Softのスタッフが参加した。

 開始前にざっと客席を見回した感じでは,参加者の平均年齢は,20代前半,男女比は7:3ほど。ゲーム内のアイテムを模したと思われる小道具を持参したプレイヤーが何人か見られ,ゲームに対する熱意が感じられた。











開発元による,現在進行中の大規模アップデートの概要説明









 懇談会では,本作の開発元であるNtreev SoftプロデューサーJiseong Moon(ムン?ジソン)氏によって,現在進行中の大規模アップデート“ラブ アップデート”の概要説明,および各要素の紹介が行われた。



 ラブ アップデートには,いくつかの目標が設定されており,そのなかの一つは,本作をより「やさしいゲーム」にすることだと,ムン氏は説明した。操作をより簡単にしたり,システムを理解しやすくしたりすることで,ゲームに慣れていない人達をさらに取り込もうという狙いがあるのだという。日本バージョンでも行われた,チュートリアルのリニューアルは,
この一環とのことだ。



 さらに,ゲームの「基盤確立」も大きな目標と挙げていた。これは「たび重なるアップデートによっていびつになってしまっているゲーム全体のデザインを,一度見つめ直して,デザインし直す」というもの。システム部分の調整だけではなく,現状ではバラバラになってしまっているゲーム内の“エピソード”や“ストーリー”を,つながりのあるものに再構成する予定だ ラテール rmt
という。



 また,今後実装予定の要素として,以下の内容を挙げていた。



?新スキル

?パーティクエスト&パーティダンジョン

?タイムカプセル(冬眠)システム

?移動システム

?Another World

?ドリルダンジョン







Ntreev SoftプロデューサーJiseong Moon(ムン?ジソン)氏

 「パーティダンジョン」は,ほかのゲームでグループインスタンスとかプライベートダンジョンなどと呼ばれているものと近く,仲間以外のプレイヤーは入れないダンジョンだ。難度はオープンなダンジョンよりも高めに設定する代わりに,得られるアイテムは性能が高いものが多くなるという。



 タイムカプセル(冬眠)システムの実装は,キャラクタースロットの増加と,同じような意味ととらえて問題ないだろう。これまでトリックスターでは,1サーバーに最大3体のキャラクターしか作れなかった。しかし冬眠システム導入後は,使用しないキャラクターを“眠らせる”ことで,4体目,5体目のキャラクターを作成可能になるのだ。



 もちろん,MMORPGの拡張要素としては定番である,新たな冒険エリアの追加も予定されている。詳細は明かされなかったが,開発者達の口からは“蜃気楼の島”“過去の世界”といったキーワードが語られていた。また,どんどん大きくなっていく世界に合わせて,移動を便利にする手段も実装されていくという。どんな移動手段が追加されるのか楽しみだ。



 トリックスターには,フィールドを“ドリル”で掘るとアイテムが得られるという特徴がある。実装予定リストに挙げられていた「ドリルダンジョン」は,このドリルの仕組みを使った新しいコンテンツである。掘れば掘るほど,さらに深いゾーンへ行けるようになるという,挑戦しがいのあるダンジョンになりそうだ。





ビンゴ大会などを通し,プレイヤー同士の交流も深められたイベント








ジークレスト パブリッシング事業部 部長 岩澤泰洋氏

 続いて,ジークレストの岩澤泰洋氏によって,ゲームの内外両方におけるイベントを今後積極的に増やしていくことや,不正対策など,今後の運営方針についての説明が行われた。また,2007年4月から9月にかけてのサーバーダウン回数を,実数で公開。サーバーの調整や交換などを行ったことで,ダウン回数が確実に減っていることをアピールしていた。



 その後プログラムは質疑応答へと移行。そのやりとりの中で最も盛り上がったのは,岩澤氏が会場に向けて「『トリックスター』『トリックスター+』『トリックスター0』の中で,一番好きなタイトル名はどれですか?」と質問をし,順番に挙手を求めたところだろう。「トリックスター」「トリックスター+」がいいと思う人が半分ずつだったのに対し,「トリッ
クスター0 -ラブ-」がいいとした人はほとんどおらず,現行のタイトル名が最も不人気であることがうっかり判明してしまったのである。これに対し岩澤氏は,苦笑いしつつ「ひょっとしたら近々タイトルを変えるかもしれませんね」と冗談交じりにコメントし,会場を沸かせていた。ちなみに,不人気の理由は“ラブ”という言葉が“出会い系”を連想させるからではないか
という意見が出ていた。







辻あゆみさん

 質疑応答が終了すると,会場には声優の辻あゆみさんが登場。辻さんはもう何年もトリックスターをプレイしている古参プレイヤーで,自身のBlogで,本作のことをたびたび話題にしているという。辻さんは,「キャラクターが可愛い」のでついついプレイしてしまうと,長くプレイしている理由について説明していた。



 さらに辻さんは,次に行われたビンゴ大会でアシスタントとして活躍。ビンゴ達成者に対して,正解すると景品がもらえるトリックスターに関するクイズの出題を行った。

 このクイズは,熱心なプレイヤーが集まることを想定してか,一部を除いて,非常に難しい問題が用意されていたようだ。だが,難度を高くしすぎたようで,中には出題された瞬間に「それは難しすぎる!」という意味での笑いや,どよめきが起きる瞬間もあった。このころには,参加者達も会場の雰囲気に慣れてきたようで,最後に行われた交流会では,運営/開発
チームとプレイヤーがドリンク片手に語り合っていた。

 また,開場時はバラバラに集まっていた人達が多かったのだが,終了後は数人のグループで帰路につく人達が多く,プレイヤー同士で親睦を深められたようだ。








 岩澤氏はこの会を,同作初のオフラインイベントとして,あまり規模を大きくせずに,親密さが感じられる会にしたかったと,閉会後に語っていた。そのため,告知をあまり大きくは行わなかったという。

 今回参加した人達の感想が良ければ,今後同様の,あるいはもっと規模の大きなイベントを企画するという。興味のあるファンは,公式サイトに掲載されるニュースに気を配っておくとよさそうだ。



 最後に,日本サービスにおける年内のアップ

引用元:三國志 専門サイト

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